Cantine ALI-BAB
明るい店内は気取らないフランス田舎食堂のおもむき |
楽しみ方はあなた次第。そんなフレンチどうですか?
フレンチを普段使いする。これ以上の「ぜいたく」があるだろうか?
お手頃ワインと、とびきり美味しい食事。そんな楽しみがフランス食堂「Cantine ALI-BAB(カンティーヌ アリバブ)」にある。
“Cantine(カンティーヌ)”とは「食堂」や「酒庫」を表すフランスの古語。フランスではお気に入りの行きつけの店を親しみを込めてこう呼ぶそうだ。オーナーの石塚さんはパリの五つ星ホテルのメインダイニングで東洋人ながらソムリエを勤めたというきらびやかな経歴の持ち主。しかしあくまでこの店は“気軽なフランス食堂”を目指したという。「フランスの田舎料理、家庭料理を肩ひじはらず、ワインとともに楽しく味わってほしい。」その思いが店名「Cantine ALI-BAB」に込められている。オープンして間もないながら、故郷に帰ったような素朴な味と雰囲気を求めてフランス人の常連さんも多いようだ。 |
ワインとの距離を近づける、日常使いのとっておきワイン!
赤・白・ロゼ。40種類に及ぶワインリストは圧巻。しかし有名なシャトーのワインは一つもない。「ワインを身近に感じられるように」とフランスの人々が日々の食事で口にしている“田舎ワイン”や、“普段使いのワイン”ばかりだそうだ。すべてのワインをグラスで提供してくれるのもうれしい。ちなみにこちらで使われている卵形のワインタンブラーは、隣接するガラス工房「Atelier ALI-BAB」で作られたもの。吹きガラスのスクールも始めたそうなので、興味がある方はぜひのぞいてみて。
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気軽な普段づかいのワインが並ぶ |
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軍鶏ア・ラ・クレーム 見た目よりさっぱりなのでペロリといけてしまう |
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心ゆくまで味わう本場フランスの温かい家庭の味
「好きなものを好きなだけ、好きな順番で」との思いからあえてコースメニューは設けていないが、こんな楽しみ方の“一例”を提案してみたい。まず始めは「魚介のスープ」(800円)。鯛と平目の旨味と野菜のだしが凝縮した、コクのある濃厚なポタージュだ。「養豚農家風のサラダ」(800円)は季節の野菜に豚足・豚耳のぷるぷるのテリーヌ、パセリドレッシングの酸味が絶妙の逸品。メインは迷いながらも「軍鶏ア・ラ・クレーム」(1650円)にしてみる。クリームと白ワインの煮込みだが食べると驚くほどさっぱりしていて、軍鶏特有の身のしっかり感を堪能できる。ソースを自家製のパンドカンパーニュと合わせて噛み締めれば至福のひととき。デザートは「アジャン産プルーンのアルマニャック漬け&ヴァニラアイス」(350円)でさっぱりと。モッチリしたアイスクリームにパンチの効いたアルマニャックの風味は大人だけに許された味。コーヒーには美味しくてかわいい「カヌレ」まで添えられていて言うことなしだ。
もちろんこれはあくまで一つの提案。目移りしながらアナタだけの「ALI-BAB」の楽しみ方を見つけてみて欲しい。気軽なフランス食堂。こんな店を行きつけにする、それが本当の「ぜいたく」。
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